procmailによるメールエイリアス

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 レギュラーとドメインの契約のみで、擬似的にメールエイリアスを設定することが可能です。
 fml等によるメーリングリスト設定で複数のIDが必要な場合でも、この方法で利用することも可能です。
 あくまでも可能ということで、動作保証しているものではありません。

設定方法

転送設定例

 以下の条件で転送先を設定するとします。

  • 自分のIDは、naninani
  • ドメイン名は、hogehoge.com
  • skywaker@hogehoge.com は、090-3939-3939に転送
  • cmail@hogehoge.com は、090-4447-4447に転送
  • astel@hogehoge.com は、 astel@phone.ne.jp に転送
  • shigoto@hogehoge.co は、vvv@nantoka.co.jp に転送
  • ドメイン名は一致するが上記に該当しない場合は、 iii@kantoka.ne.jp に転送

.forwardの設定

 .forwardに以下の内容を記述します。最後のnaninaniは、自分のIDとなります。

"|IFS=' ' && exec /usr/local/bin/procmail -f- || exit 75 #naninani"

.procmailrcの設定

 .procmailに以下の内容を記述します。

PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin
MAILDIR=/var/mail
LOGFILE=$HOME/log
:0:
* ^Received:.*skywaker@hogehoge.com
! 09039393939@jp-c.ne.jp
:0:
* ^Received:.*cmail@hogehoge.com
! 09044474447@cmail.ido.ne.jp
:0:
* ^Received:.*astel@hogehoge.com
! astel@phone.ne.jp
:0:
* ^Received:.*shigoto@hogehoge.com
! vvv@nantoka.co.jp
:0:
* ^Received:.*@hogehoge.com
! iii@kantoka.ne.jp

利用方法

 実際にメールを送ってみて確認をしてください。
 To: Cc: Bcc: いずれの場合でも正しく届くはずです。

fmlでの利用方法

 fmlでは複数のメールアドレスが必要となります。
 以下のように記述することで対応できます。

PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin
MAILDIR=/var/mail
LOGFILE=$HOME/log
:0:
* ^TO_mllist@hogehoge.com
| $HOME/fml/ml/mllistl/include
:0:
* ^TO_mllist-ctl@hogehoge.com
| $HOME/fml/ml/mllist/include-ctl
 

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