PHSによるインターネットサービスについて

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この文面は2000/4/25時点のもので、現在では内容的に古くなっている箇所があります。


このサービスの発端について

 アステル中部で5円コールを契約すると、通常同一区域90秒10円のところ、60秒5円の課金となります。お互いがアステル中部PHS提供地域いる場合に限っての料金です。CTC ISDNに着信した場合は、通常の料金となります。
 アステル四国では、STNet ISDNへの着信も、この5円コールが有効です。CTC ISDN着信時も、5円コール対象となるように要望していましたが、既に半年以上経過しており、当面予定無しということなので、別の方法で行うことにしました。

追記
 2000/4/20 :5月から念願のCTC ISDNへの着信も対象となりました。

 着信先を固定電話ではなく、PHSにすればこの問題は解決します。テレメトリング契約ならば月額700円で着信回線を維持することができます。2回線でも1,400円となり、住宅用一般加入電話の基本料金と変わりありません。ちなみにCTC ISDNは月額4,600円です。
 「着信回線をPHSに」という方法で、あらゆる見地から調査をしました。アステル中部にもあらゆる面でご協力いただきました。その結果、提供可能という判断がつきました。
 PHSを着信設備とすることにより、PIAFS 2.1についても、比較的容易に対応可能となりました。

 全国初、一般第二種電気通信事業者によるPIAFS専用インターネットサービスを、提供することになりました。

PHS 3社について

NTT DoCoMo東海

 PIAFS 64Kbps、32Kデータ料金プランF5、データプラス等、魅力あるサービスがあります。
 同一区域と隣接区域が同じ料金体系という特徴があります。

 着信回線として利用する場合は、プラン135(月額1,350)しかなく、他社よりも高くなります。複数回線割引を適用するには、個人の場合は携帯電話契約が必須となります。

追記
 1999/11/16 :ここだけぷらん98発表

DDIポケット東海

 エッジになって、PIAFS 64Kbps対応となりました。PIAFS 2.1なので対応ISPがまだ少ないです。
 通信料金は終日早朝深夜料金が適用になります。セットアップ料金が通話・通信関わらず同じ様にかかります。データ通信に特化した割引が特にありませんので、どうしても他社よりも割高になります。
 着信回線として利用する場合は、安心だフォンまたはテレメタリング(月額980円)があります。64Kbps対応となると、お気軽コース(月額1,350)となります。

 1999年8月より、個人契約は原則として一人につき1回線のみで、最大でも同一世帯の人数分しか契約できません。それ以上の契約はいかなる理由でも無理という回答でした。その為、事業として利用するには適しておりません。

アステル中部

 足回り回線は全てCTCです。NTTに依存しないので、ユニークな料金体系とすることが可能です。その為、アステル中部PHSとCTC ISDNで閉じる通信は割安です。特に同一区域の平日昼間以外は、3分あたり15円とダントツの安さです。
 5円コール(月額100円)を契約すると、通話時のセットアップ料金が無料となり、5円単位の課金となります。また平日昼間以外は60秒5円の均一料金です。データ通信のセットアップ料金は、5円コール契約とは関係なく無料です。

 着信回線として利用する場合は、きめトークまたはテレメトリング(月額700円)があります。複数回線割引はありませんが、割引がなくても十分安いです。きめトークは個人での複数契約ができません。テレメトリングの個人契約(1回線であっても)もできません。ところが、このサービス提供にあたり、アステル中部から複数契約の承諾を得ました。

 PIAFS 32Kbpsは未対応です。予定についても発表されていません。

PHSを着信回線とする場合の問題点

PHS3社とも、提供地域であること

 せっかく設置しても、全社利用可能でないとサービスの低下となります。

中継(パワーアンテナ・ホームアンテナ)が使用できない

 中継する場合、同時に使用できるのは1回線のみとなります。
 十分な電界強度がないと不可能です。

代表が組めない

 代表が組める移動体電話は、唯一DoCoMoの携帯電話のみです。IDOは代表だけの単独契約はできません。
 アステル中部には、要望事項としてお願いしています。

通話先限定のPHS契約ができない

 利用者側の問題となりますが、代表番号がないので、きめトーク、安心だフォンでは使いづらいくなります。

基地局の回線容量

 一つの基地局で受発信可能な回線は、それぞれ決められています。サービスを開始する前に、トラフィック対策をPHS各社と協議する必要があります。ちなみに、アステル中部については、あらかじめ了承を得ました。
 KEYTECのネットワークセンターは、幹線道路に面したところにあります。この対策がなされていないと、「KEYTECの前を通るとハンドオーバーしない」といったことにもなりかねません。

なぜアステルを選んだのか

 テレメトリング契約可能な事業者の選定から始めました。DoCoMoにはその料金設定がなく、最低料金が1,350円と一番高額でした。
 DDIポケットについては、「(いかなる理由でも)個人契約は原則一人に付き1回線」という制限がありますので、1回線しか提供することができません。
 結局残ったのは、現在利用しているアステルでした。

 後々には全社採用する予定ですが、上記の理由により、アステルを最初に採用することとなりました。

通信料金等のメリット

 アステル中部PHS同士であれば、通信料金が安くなります。
 5円コール契約時でのメリットは以下のとおりです。

5円メールが可能
 最低課金は5円ですが、この5円でも60Km圏内ならば最低でも22.5秒あります。同一MAならば60秒もあります。これだけの時間があれば、メールの送受信は可能です。平日昼間以外であれば、距離に関係無く60秒5円と破格値です。
 メール受信で5円。メール送信で5円。この2つを行っても10円で可能となります。
追記
 2000/2/1 :平日昼間以外1分5円の均一料金化
らくらくネットより安価
 らくらくネットは45秒10円でインタ−ネット接続できます。45秒10円という通信料金は、平日昼間の30Km超〜60Km内の料金です。
 平日昼間以外ならば、らくらくネットの半額以下で接続できます。

 ISP側にしても以下の様なメリットがあります。

イニシャルコスト、ランクニングコスト
 PHS契約時に数千円、PHSのRS-232Cアダプタが約3万円かかります。アクセスサーバはPortMaster2またはRASを使用することになります。
 回線維持費は月額700円しかかかりませんので、ISDNと比べると1回線あたり約1/3の費用で済みます。
機器の更新
 PHS本体を機種変更するだけで、最新の設備となります。しかもこれがわずか1回線あたり数千円で済みます。
着信回線の増強
 基地局に余裕があれば、PHS本体を追加契約するだけで、すぐに着信設備として利用可能になります。わずか1週間で回線増強が可能です。
1回線あたりの利用者
 テレホーダイの様に繋ぎっぱなしの餌食になりません。1回線あたりの利用者は、固定電話の回線と比べて高く設定することが可能です。

KEYTECとしてのサービス提供形態

 上記のようなメリットがあっても、利用料金が高くては全く意味がありません。
 KEYTECでは、以下の条件で1999年11月1日より提供いたします。

料金は月額750円
 KEYTECの1口あたりの料金(月額750円)で利用できるようにします。
サーバスペース契約者のサービス内容
 現在月額750円で50MBのメールアカウント付サーバスペースを提供しております。これにPIAFSダイヤルアップサービスを標準で付加します。
 PIAFSという制限はありますが、一般のISP同様のサービスが1品目契約するだけで可能となります。
サーバスペースの容量
 1口50MB提供しておりますが、100MBの要望が多くなってきました。ディスク容量にも余裕がありますので、1口100MBに容量追加とします。
専用サーバ契約者
 専用サーバ(標準プランのみ)契約者は、PIAFSダイヤルアップを希望されれば、追加料金なしで提供いたします。
 また、専用サーバにPHSを直結して、お客様専用のPIAFS着信回線としても提供いたします。料金については、初期費用50,000円、月額750円です。使用するPHSはアステル中部PHSになります。

将来的な計画

64K接続
 PIAFS 2.0はDoCoMo、PIAFS 2.1はDDIポケットと、各々のPHSを使用して着信回線とします。
 PHSアダプタ(PHSとアクセスサーバを接続する装置)が64Kには未対応なので、対応次第64K接続対応をすすめます。
DDIポケット PHSの設置
 個人での複数回線契約制限が解除されない限り、最大でも1回線しか提供しません。
DoCoMo PHSの設置
 トラフィックの問題が発生しますので、1999年10月22日にDoCoMo東海に問い合わせをしましたが、現在のところ回答待ちです。 回答がない限り、最大でも1回線しか提供しません。
(2000年になっても未だに回答がありません。PHSに関してやる気まったく無しなんですね)
回線数の上限
 アステルについては、基地局の関係で最大6回線までは利用可能という回答を頂いております。
 DDIポケットは上記理由により、最大でも1回線しか提供できません。
 DoCoMoについては、回答待です。

2000/2/1 5円コール 平日昼間以外は1分5円の均一料金を実施に伴う修正

2000/4/25 5円コール CTC ISDN着信対象実施に伴う修正


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